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2015年3月
店長日記:2
2015年03月18日




↑ 富山駅にて、金沢発東京行きE7系「かがやき」

歓迎!北陸新幹線
3月14日ついに開業いたしました。
構想から50年、北陸にも新幹線がやってきました。
昨年からTVやラジオで毎日カウントダウンをしてきて、いやがおうにも盛り上がりを実感する中、やっとこの日を迎えました。
他地域の方にはあまり関係ないかもしれませんがこれで富山も東京と列車一本で繋がったのです。
当初は富山までが先行して開業し後から金沢まで営業をするはずだったのですが金沢の猛プッシュで同時開業となったことはイマイチ気に入りませんが、富山の開通が遅れたわけではないのでそれは良しとしましょう。

とりあえず北陸新幹線に乗れないまでも一目見たいとの思いから開業翌日の15日に富山駅に家族で行ってきました。
予想通り数千人の来場者でごった返す中がんばって見てきました。




↑ 13番線に入線する金沢行き「かがやき」




↑ 同じく停車中の金沢行き「かがやき」

最初の驚きはその静かさです。
乗車した人が口をそろえて同様のことを言っていますが、それは北陸新幹線に限らず他の新幹線(2階建て等を除く)でも同じなので想定内のことです。
自身はまだ乗ってないので内部のことはわかりませんが、ホームで見ていてその走行の静かさに驚きました。
滑るように静かに入線してくるその車線美は見事でした。

あと印象に残ったのはやはり北陸新幹線限定の特別席グランクラスでしょう。
1,000人近い定員の中でわずか18席しかないグランクラス!
どんな人が乗っているかわかりませんが、息子と共に出発する車両に手を振っていたところ普通席の方はこちらを眺めているだけですがグランクラスの乗客は大半が笑顔で手を振り返してくれました。
グランクラスに乗っているという優越感と心の余裕が如実に表れている気がします。
いつかはあちら側から手を振り返してみたいもんです。
ちなみに富山から次の停車駅である新高岡駅(停車するのは1日1本)までグランクラスで行ったとしたらわずか数分の乗車時間で1万円近い料金がかかります。
ゴージャス、リッチ、オーイェーって感じですね。
どうせ乗るなら東京まで乗った方が割安感はありますが通常料金の倍以上の料金はかなり贅沢といえるでしょう。

息子が乗りたいとダダをこねる中、見るだけで帰ってきましたが結構高岡や金沢まで乗っていく人が多かったのは意外でした。
何だかんだ言ってみんな乗りたいんですね。

さて、新幹線の開業自体は喜ばしく嬉しいのですがそれに伴い相当の不満も感じています。
まず、事前告知ですが先述のように富山駅は最終駅ではなく金沢との同時開業によって通過駅となってしまいました。
それは石川の政治力の強さとロビー活動によるものなので如何ともしようがないのですが、ならば富山はスルーされないようになおさら告知に力を入れなければいけないのに、そのPRの低さには地元民としてがっくりします。
決して力を抜いているわけではないのでしょうが、歴史的にも加賀百万石に統治されていた富山としては金沢を超えてPRする度胸も力量もなく、またこのような大きなイベントにも慣れていないのでお金のかけ方が分かっていないのでしょうね。
メディアの露出に始まり駅の景観や完成度、イベント企画力、住民のプライドと全てにおいて及ばず美味しいところは持って行かれました。
これが富山なのでらしいと言えばらしいのですが…。




↑ これを見てください。
新しい富山駅の駅舎内部の大ロビーです。
旧駅舎でも未だかつてこのような混雑は見たことないくらいの賑わいです。
富山にこんなに人がいたのかというくらいです。
この混雑の中、新幹線を見ようと奮闘したのですがこの混雑ぶりで周辺にはたくさんの警官や警備の人間が配置されていました。
ロビーに行くとたくさんの入場希望者が長蛇の列を成しています。
見ると入場者と乗車券を求める人を分けていました。
そこで近くにいる警官に
「入場するには並べばいいのか入場券を買ってからならぶのか?」をたずねたところ
「切符を買って並んでくれ」とのことだったので
近くにある券売機で3人分の入場券を購入し列の最後尾に並び30分ほど待っているとその先に着いたのは別の券売機でした。
じゃあさっきのは?と思ったら在来線「あいのかぜ鉄道」の券売機でした。
案内の警官にでたらめを教えられました。
ましてや再び券売機で未就学児はいくらか警官に尋ねたら今度は
「小学生以上は大人料金だから子供料金です。」と言われ買おうとしたら
JRの女性スタッフに未就学児は料金はかかりませんと教えられました。
この時点でかなり切れそうでした。
警官ともあろう者がこの統率力のなさ!
こんなので安全が守れるのか不安に感じました。

何とか入場券を買って自動改札機に向かうとここでも何やらモタモタしています。
改札を越えるとロビーに比べるとかなり空いています。
改札を越えてすぐのフロアー横では、




富山に来た観光客向けにおわら踊りのデモンストレーションをやっていました。
写真はちょうど男踊りの最中でした。
実際、風の盆には行ったことがないので生で見れて良かったですが、これにもイラッとしました。
来訪者を歓迎したいのは分かりますがなんで改札の内側なんでしょう?
さっきの大ロビーの画像を見れば分かりますがあれだけ大きな空間がありながらなんであそこではなく通路で小じんまりとやっているのでしょう。
富山を代表するおわらなのだから大ロビーで大々的に富山県民にも見られるように行うべきじゃないですか?
金沢では駅前の広場で様々なイベントが行われています。
富山の駅前はいまだに未完成で何もない上にロビーではイベントどころか記念グッズを片隅の会議用テーブルでにわか作りのブースで声も出さずに細々と売っているだけ…。
これで満を持しての開業とは情けない限りです。
もし、関係者の方がこれを見ていたらこのような指摘があることをぜひ報告して下さい。
これでは観光客には魅力的だとは思われないでしょう。

批判ばかりしていても仕方ないので個人的に少しでも富山をアピールしていきます。




↑ この時期、富山といえばやはりホタルイカ。
3月より漁が解禁となり少しずつ食卓にも見かけるようになりました。
まだ少し高値ですが我が家でも先日食しました。
ホタルイカといえば浜茹でを酢味噌で食べるのが定番。
付け合せはアサツキがお勧めですがネギやワケギでもいいみたいです。
4月上旬には自身が採ってきたアサツキやワサビと共に食します。
船上でのホタルイカ観光はすでに今期分は完売らしいのでせっかく来られても見れませんが、是非賞味してください。

追伸、
新幹線開業の3月14日、前日までの雪が降る時雨から天候は回復傾向で時雨の雪雲の向こう側に沈む夕日から雲がオレンジに染められてとても綺麗でした。
春らしくなり久しぶりに綺麗な夕焼けが見れました。




2015年03月11日


富山県では昨日(10日)から春の嵐で一昨日までの春めいてきた気温とはうって変わって一気に冷え込み猛吹雪になる時間帯もある荒れ模様の天気になりました。
三寒四温とは言えあまりにも極端な変化は身体にも変調を来たしかねません。

さて、先週の6日(金)の定休日は5歳になったばかりの息子とスノボに行く予定だったのですが気まぐれな息子にフラれて傷心したため急遽材採りに行くことにしました。
先日来の陽気で市街地はもちろんのこと郊外の里山周辺も日陰を除いてほとんど雪は残っていないためそろそろフィールド活動を再開しようと思っていたところなのでちょうどいいタイミングでした。
今期最初の材採りなのでいきなり新規開拓ではなくとりあえずは確実に取り置きの材を見に行くことに。
この日は4年前から目をつけているエノキ材です。
昨秋に朽ちている状態の良い部分を我慢できずに一部裁断したので今回は残りの部位の状態を確認する予定です。
このエノキがある場所はススタケや雑草が生い茂って春以降は入ることすら難儀するので雪解けの今がベストです。




↑ 材は雪解けしたばかりで水分も多く腐朽もさほど進行していない感じですのでしばらくは放置することにします。
材の上には降雪前に発生したヒラタケが残っていましたが雪解け後の気温で老菌になっていましたので採るには及びません。
改めて材全体を確認してみると、




雪解け前後に新たに発生した新鮮なヒラタケの群生を発見。




↑ 木の裏側だったため雪の水分を吸っておらず初冬に採れるヒラタケとは異なり小粒でいわゆるシメジっぽいですが春先のヒラタケは通には最高の味とも称されるのでもちろんお持ち帰りします。




↑ ある程度生長した見慣れた成菌もあります。
持ち帰って嫁に調理してもらい食しましたが、雪の下で生長するせいか味は淡白で初冬のそれに比べると、ある意味独特のキノコ臭さが少なく旨味が引き立ち一般の人にも量を食べやすいと言えるかもしれません。
自身に言わせればキノコはそれぞれの香りや匂いがあってこそですのでその分飽きるので量は食べられませんが初冬のもののほうが好みですね。
まあなごり雪ならぬなごりヒラタケということでしょう。

材は採れなかったものの思いがけず副産物があったので今日は良しとして帰宅の途につこうとしたのですが、たまたま近いところに数年前にエノキの立ち枯れがあったのを思い出して見に行くことに。




↑ 久々にその場所に行くと予想はしていましたが倒れていました。
根元付近は折れてボロボロになり使いようがありませんでしたが樹幹上部は樹皮も付いてて見た目は悪くないので試しに枝の折れた部位を手ノコでカットしてみたら水分はやや多めですが朽ち具合は良い具合です。
乾燥させれば色虫に最適な産卵材になるでしょう。




↑ 裁断した30cm余りの断面。
拮抗線があるものの腐朽は良好です。
倒れてしまった以上、このまま放置すればますます水分過多になりボロボロに腐るか雑虫の巣窟になり使い物にならなくなるので早い段階で処置した方が良さそうです。




↑ 本日の収穫。
車の後部が乗せたままのボードやスコップ等でスペースが少ないので今日のところはこれだけにしておきます。
この後、また積雪の予報もあるので再び雪が解けたら残りを採りに来ようと思います。
採取した材は乾燥処理後、順次HPやyahooオークションで販売する予定です。
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