クワガタ、カブトのオリジナル用品をメインに生体も販売!
since 1998
ホーム店長日記2014年7月
2014年7月
店長日記:1
2014年07月10日




↑ 5月18日、富山きときと空港付近から立山連峰の眺望。
複数枚のパノラマ合成なので画像右側がやや斜めになってしまいましたが残雪の立山がきれいに見えています。
今年も観光名所である立山アルペンルートの「雪の大谷」では例年並みの高さ18mの雪の壁が見ることができ大勢の観光客で賑わっているようです。
もし迫力の雪の回廊を見たいのであれば5月中に行くことをお勧めします。

さて、前回の日記を書いてから更新をサボっていたら3ヶ月近くが過ぎてしまいました。
前回は1m近い残雪の中でのワサビ採りを書いていましたが季節は一気に進んでこの日記を書いている今日、7月9日は折からの台風8号の影響で当地富山では最高気温がこの日全国最高となる37.1℃を記録するなど盛夏を思わせる暑さです。

不謹慎ながらこれだけ暑くなるとこの歳になっても子供の頃のような夏休み前のウキウキ感が沸々と湧いてきませんか?
え、私だけ?
夏オトコですから…。何か?
海辺を80年代のAORでも聴きながらドライブできたら最高ですね。
さすがに夏休みはないのでそんな贅沢な時間はなかなか味わえませんが夏をエンジョイして子供にも楽しい思い出を残してあげられれば満足です。
虫捕りを含めてアウトドアは我が家のマストイベントです。
さて、優雅にドライブとはいかなくても自身は仕事中に好きな音楽を聴けるという唯一恵まれた環境にあります。
最近は趣味のDJイベントも多くなり貪欲に曲を聴いているのですが、ここのところずっとハマッているCDがあるので紹介させてください。




そう、マイケル・ジャクソンの最新アルバム「Xscape」です。
生前に録音されていた未発表の楽曲の一部をコンテンポライズして新たに発表されたアルバムです。
個人的には追悼的なアルバムはビジネスライクな匂いがするのであまり食指が動かないのですが、リリースに先駆けてオンエアーされたファーストシングルである「Love Never Felt So Good」をFMで聴いたときに頭に戦慄が走りました。
その時は何の前情報もない状態でなにげなく耳に入ってきたのですが、その瞬間、高校時代にリアルタイムで聴いていた彼の大ヒットアルバムである「Off The Wall」や「Thriller」の頃の記憶が一気に甦ってきました。
そう、そのメロディーはまさにあの頃のクインシージョーンズがプロデュースした曲そのものに感じました。
そしてこのアルバムは本物だ!ということを確信して発売と同時に国内版(当時録音したソースも収録されている)を購入しました。
早速クレジットを読んでみるとこの「Love Never…」はアルバム「スリラー」に収録される候補曲で結局ボツになった曲だということです。
どうりで当時の雰囲気がするわけです。
そしてさらに驚いたのはこの曲は彼自身とポール・アンカの作詞作曲による合作であると言うことです。
マイケルは単にダンスの上手いパフォーマーなのではなく優秀なシンガー・ソング・ライターであるという事実を知らない人が多くいます。
まさにキング・オブ・ポップ! まさにエンターテイナー!
今作は当時を知るファンだけでなく彼を知らない今の世代の人たちにも当時の彼の音を知るツールとしてかつ、亡き彼の最新の今どきの曲としても楽しむことが出来る秀作です。
彼ほどの著名なアーティストの音楽をいち虫屋がコメントしなくても現時点でのアルバムセールスが800万枚という数字が物語っていますが、一聴の価値はあります。
ぜひ聴いてみて下さい。
ちなみに自身は発売から今まで一月半の間、車でずっとリピート再生しています。
もちろんディスコイベントでも自分のDJプレイではオンエアーしました。




↑ 5月23日に行われたイベントの様子。マイケルの曲も好評でしたよ。




↑ イベント時のDJブースの機材。
昔はアナログレコードをターンテーブルで回すのが定番ですが今ではPCDJといってパソコンと連動した専用のプレーヤーを使用することが多いです。
ちなみに画像右上のPCDJが自身の物ですが以前のように重いレコードを抱えて移動しなくていいので楽になりました。
次回のイベントは10月4日を予定しています。決まったらまた報告します。

ところで、話は全く変わって日記をさぼっていたので恒例の山菜採りの報告(誰も楽しみにはしていないと思いますが…)が出来なかったのですが、毎年話題に出るのがこの山菜。




ご存知の方も多いと思いますが、「コシアブラ」です。
自身の日記でも毎年必ず書きますが数年前まではマイナーな観がありましたが近年はタラの芽を超えるような人気で山菜の一番人気とも言われています。

先日、テレビで「秘密のケンミンSHOW」を見ていたとき島根県ではコシアブラを「バカの芽」といって地元ではメジャーな山菜である旨を放送していましたが、確かにバカの芽という愛称はご当地ならではですがコシアブラ自体は全国的にもポピュラーな山菜ですから山菜愛好家としてはご当地グルメとして紹介するのはいかがなものか?と思った次第です。
番組自体は好きでいつも見ているのですがやはりやらせにならないように事前のリサーチと適度な演出が望まれます。

今年も他聞にもれず山菜採りに勤しんでいたのですが、それを今さら日記で書くのは遅きに失したので割愛して旬な話題を一つ。

本業の虫に関する話題で、この時期と言えば当地ではヒラタクワガタの採集時期。
例年なら大体7月上旬に採集に行くのが恒例ですが、毎年最初は暑さで熱中症寸前になり倒れそうになるので今年は少し前倒しして6月20日に様子見を兼ねて最初の採集に行ってきました。
ポイントは昨年、数年ぶりに行って好結果だった市内の某河川敷。
昨年は最初に攻めたときはほぼ処女地だったのですが今年は既に誰かが入ったあとがあります。
昨年、繰り返し行ったことで道が出来てしまい他の採集者も侵入してきたようです。
そうなると競合して、いかに他の採集者が見ていない木を探すかということになるので必然的にヤブの奥に攻めないといけなくなります。
せっかく時期を早めて猛暑を避け体力的にも余裕を持っていったのですが精力的に攻めたせいで例年同様、途中で方向感覚がなくなり体力も消耗し脱水寸前であわや熱中症になりかけました。
毎年のことながらホントに学習能力がないと反省しました。




↑ 行く度に必ず採れるヒラタの木。
洞の周りが先人に一部はがされていますがそれでも中には♂の個体がいます。




↑ 根元付近に潜んでいた♀2頭。
シーズンになるとメスがいれば必ずオスが一緒にいるのですがまだ時期が早いせいかメスだけで休んでいたようです。




↑ こちらもペアかと思って撮影後に採ってみたら♂2頭でした。
よく画像を見ると上のオスが下のオスをアゴで挟んでいるのが分かりますが発見したときはケンカもせずにおとなしく一緒に樹液を吸っていました。
大きさも同じくらいだったので折り合いがついたのかもしれませんね。




↑ この日最後に見つけた♂。
単独でいたので見つけたときは大きく見えて65mmオーバーかと期待したのですが、持ち帰って測ると60mmもありませんでした…。
いわゆるスキー場で見る女子は3割り増しでかわいく見える案件と同様ですね。
結局この日は合計で20頭採集できました。(一部はリリースしました。)
今季は数よりも大型の個体を採りたいですね。

そして、ヒラタ採集もそうですがやはり本命はオオクワ採集!
毎年結果がでませんがこりもせず今年も挑戦し続けます。
今年狙っているのが県東部のこの川でのライトトラップ。




↑ パノラマ撮影しているため川が湾曲して写っていますが実際には川の流れはほぼ真っ直ぐです。
6月下旬に最初の採集を予定していたのですがあいにくの雨で中止に。
月齢や仕事の都合を考えると次は7月中旬以降でしょうか。
ただ早くしないとここはオロロ(イヨシロオビアブ)が大発生して車から出ることすらできなくなる危険地帯なのでなんとかそれまでには1回だけでもやりたいです。
昆虫フィールドの記事も書かなくてはいけないのでそろそろ結果を出したいです。

P.S.




↑ 5月24日富山市内にて撮影。
以前にも書いたことがある日傘現象です。
この日の日傘は珍しく2重になっていました。画像で左下に一部2重になっているのが分かると思います。
虹はたまに2重になっているのを見ることができますが日傘では非常に珍しいです。
気象を含めて大気(光学)現象は興味がつきませんね。
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス