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店長日記

三寒四温

2015年02月25日





↑ ‘15.2.22 富山市婦中町の某所から南方向の牛岳方面を撮影。

この日は前夜から日本海の低気圧に向けて南風が吹き込みフェーン現象となり富山市では最高気温が4月下旬並みの18.5℃まで上昇し春一番が発表されました。
あいにくこのときはデジカメを携行していなかったのでスマホの動画からのキャプチャ画像を編集したものですが、通常ならかすみがかかっている山肌も群青色がくっきりと見えてコントラストも強く立体的に見えるのが分かると思います。
また山の手前(風下側)にはフェーン時に象徴的なレンズ雲状の高層雲も確認できます。
地元の住民は気象学的なことは分からなくても南風が強く山が近くに見えるときは気温が上がり天気が崩れる前触れであることを経験則として分かっています。
この日も夕方から雨が降り出しました。
場合によってはその後急激に気温が低下して春の嵐となり山地や東北以北では猛吹雪となり遭難事故が起きるような荒天になります。
そしてそれを繰り返して徐々に気温も上がって春めいてきます。
まさに三寒四温ですね。
当地では先日同様南寄りの強風が吹き荒れ最も風の強い季節となります。

この日は昨年の秋以降久しぶりに子供を連れて公園に出かけましたがやはり同様に多くの家族連れが訪れていました。
とは言うもののついこの間は今冬一番の大雪になったばかりです。








↑ ‘15.2.9 店の前で撮影した吹雪の市内。




↑ 翌10日、雪が止みすっかり雪を被った富山市内。
この日の朝に今冬の最深積雪である52cmを記録しました。
以前に比べればこの程度で大雪と言っているのも雪国らしからぬことですが、わずか1日余りでこれだけ積雪したというのは確かに大雪のレベルでしょう。
しかしこの大雪も翌日からの気温の上昇でわずか数日で姿を消し、根雪になるレベルではありませんでした。
それを考えると富山の冬も過ごしやすくなったと思います。

さて、思わぬ大雪で材の採取を妨げられましたがもう山の麓近くでもだいぶ地面が見えてきているのでそろそろ材採りに行ってきます。
とりあえずはエノキを予定しています。
在庫はまだありますが優良な材が採れたらまた報告いたします。

そろそろブリードシーズンが開幕いたします。
産卵材の準備はできていますでしょうか?
レア材は在庫が限られていますのでお早めにお問い合わせ下さい。