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店長日記

秋、真っ盛り

2010年11月06日



↑どうですか?見事な紅葉でしょう!今週も先週と同じ場所にB氏とN氏と共に材探しに行ってきました。毎年ここには来ていますが新緑と紅葉は見事としか言いようがありません。しばし作業を忘れて見とれてしまいます。やはり今年は猛暑で最近急に冷え込んだため前評判通りきれいな紅葉です。
今週もこのスポットには多くの観光客が来ていましたが今回はキノコ採りよりも圧倒的にカメラ(本格的な一眼レフ)を持った紅葉目当ての人が多かったです。標高が高いため紅葉は今がピークでしょうね。これからは平地でも楽しめるでしょうが、自身は真っ赤なモミジよりも黄葉の多いブナ帯の紅葉が一番好きです。

さて、材は目当ての材がイマイチだったもののなんとか極上のブナ材をゲットすることが出来ました。ところで前に掲載した画像で判別不明だったキノコですが今回も撮ってきました。↓


今回はこのキノコが生えている材が使えないかどうかも確認したのですが残念ながらまだ堅い部分が多く採ってくるには尚早でした。ちなみにこのキノコはヤニタケであることがわかりました。図鑑の写真とは姿が違っていたので一つの資料だけでは判別がつかないことがキノコに関しては多々あります。調べてみると幼菌(若い子実体)時は可食で意外と珍味らしいです。ちょっと生長しすぎたようです。最初に見つけた時に採っておけば良かった…。



さて、左上の画像は前々回も紹介したツキヨタケがびっしりと生えたブナの立ち枯れですが今回近くに行って確認すると前回は全てツキヨタケだったのですが今回はほとんどムキタケに替わっています。遠目には変化に気付きません。まだ一部ツキヨタケも残っていますがムキタケは可食で美味しく、自身も好物なので混同しないように採ってきました。翌日キノコ鍋にしておいしく頂きました。
右は別の立ち枯れですがこちらもムキタケです。黄色く色付いた葉からの木漏れ日にキノコが輝いているのがとても印象的です。

ここも近日中には氷点下になる日が多くなります。キノコはまだ採れますがもうすぐ冬季閉鎖になるため訪れることはできなくなります。これからはもう少し標高の低い県内の山でムキタケとナメコ採りを楽しもうと思います。

材とキノコ採りもいいのですが、オオクワポイントに材割りにも忘れず行ってきました。


辛うじてボウズは避けられましたが採れたのはコクワと思われる幼虫が数頭だけでした。良い倒木はあるのですが周りの環境のせいかクワガタの生息は薄いみたいです。また新たな場所を見つけないといけないようです。


オオクワポイントにて見つけたキノコがびっしり生えた朽ち木です。このキノコはチャウロコタケですが見た目ほど材は朽ちておらずそのまま温存してきました。キノコは生えていても材として使えるかどうかは裁断してみないとわかりません。この材のようにいかにも、という材に限って結構ハズレが多いもんです。