Hexarthrius mandibularis sumatranus
マンディブラリスフタマタクワガタ
産地; スマトラ島
周知の通りクワガタ最大種としての最有力の種です。ボルネオ産の個体が基亜種となっています。体色に個体変異があり上翅が赤み掛かった個体が人気です。
オスが凶暴でメス殺しが多いことと天然個体は寿命が長くないこと、そして幼虫飼育にやや難があることから天然個体の入荷数の割にはブリード個体の流通数は少ないです。
幼虫飼育に関しては色々試行されているようですが決定打はまだありません。基本的にマット、菌床いずれも適応しますがなかなか大型化は難しいようです。
カワラタケ菌床だと大きくなると一時言われていましたがさほど効果は見られないようです。カワラタケ菌床も種菌によって特性は一概ではないのでカワラタケ菌床とひとくくりに言うのはちょっと正確性に欠けます。同様のことがタランドゥスの場合にも言えます。
やはり大型化には飼育床だけでなく温度等の環境管理が少なからず必要です。飼育自体は難しくないので大きささえ気にしなければ入門者でも羽化させることは問題ないでしょう。ただ冬季と夏季の極端な温度は避けましょう。
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