Mesotopus tarandus
タランドゥスオオツヤクワガタ
産地; コンゴ産
一昔前は幻のクワガタと言われとんでもない高値で取引されていましたが、輸入が認可されてからは入荷ルートが確立され一気にワイルド個体が流通し人気がブレイクすると共に価格も暴落しました。
近年は入荷ルートを持っていた業者の廃業やアフリカの奥地という地域がら交通の不便や政情不安等からほとんど入荷はない状況です。
ただ、需要に応え得るだけのブリード個体が流通しているため入手は困難ではありません。
ブリード方法もほぼ確立はされましたが産卵に関してはやや困難で爆産することはなく採れても少数のために過剰に増えることもないために現在は市場でも数が少なくなってきており再び価格も上昇に転じています。
一時期ほどの爆発的な人気は収束していますが、マニアやクワガタ入門者には人気が高く色虫好きなら一度はブリードしておきたい種です。
幼虫飼育に関しては現在ではカワラタケ菌床を使うのがセオリーと言われています。
なかなか大型の♂を羽化させるのは難しいですが現在では90mmオーバーを作出するブリーダーもいるようです。
このロットに関しては大型の♂親を使用しているので次世代もそれなりのサイズが期待できると思います。
大型の成虫を羽化させるには飼育床だけでなく極端な高温や低温を避ける等の温度管理を行う方がベストです。幼虫飼育自体はある程度の低温(10〜15℃)にも耐性があるのでさほど難しくなく大きささえ気にしなければ入門者でも冬期の管理も問題ないでしょう。
また、幼虫期間も5〜8ヶ月程度と短期間で済みます。
※ 在庫に関しましては店頭でも販売しているため必ずしも在庫数がリアルタイムで反映されないことがあります。販売数が少数の商品や「残り僅か」の表示がある場合はご注文前にあらかじめ電話でご確認いただくことをお勧めいたします。また直接電話(メールは不可)でのご注文もお受けいたします。
※ 幼虫に関しまして死着補償はありません。なるべく食痕の確認できるボトルを選別いたしますが、場合によっては食痕が確認できるまで発送をお待ちいただくことがありますことをご了承願います。
種親データ: ♂83.5mm(画像はイメージで種親ではありません。)、♀49mm
幼虫データ: CBF1 初〜2齢(購入時期により加齢しています。)♂♀未判別
割り出し日: ‘13.1月中旬
飼育床: カワラタケ菌床(クリアボトル830ml)入り