Dorcus anteus
アンタエウスオオクワガタ
産地;マレーシア キャメロンハイランド産(ドルクスマンB血統)
種親;♂73mm、♀46mm(共にF7)
マレーアンタエウスオオクワガタの幼虫です。(画像は種親です。)
アンタエウスはアジア各国に生息していますが、中でも北東インドからネパール、ブータンにかけてのヒマラヤ地方の産地の個体は大型になるものが多く人気も高いです。
それとは別に上の文でもマレーアンタエウスと表記していますようにマレー産のものは大型にはならないものの独特の形状から亜種にしてもいいのではないかと言われるくらいで他の産地のそれとは一線を画しておりそのフォルムはマレーアンタエウスファンを魅了します。
アンタエウスブームの初期に大ブレイクした種で当初は希少価値も高く自身もこの種を求めてマレーまで採集&買い付けに行った経験があります。
現在でも採集できる数は少なく希少ではあるものの国内にてブリード個体が多く流通していることとブームが終息したことで価格的にも求めやすくなっています。
記述したようにサイズ自体はヒマラヤ地域のそれのように決して大型ではありませんが、独特の大アゴの形状や全体のフォルムが特徴で多くの個体を見慣れればマレー産のものは見分けることが可能です。
また当時からこの産地の種は太い個体が出る血統が存在し、今回販売の血統も当店オリジナルではありませんが当時極太で人気のあったドルクスマンB血統になります。
アンタエウスフリークなら一度はブリードしておきたい産地と言えるでしょう。
幼虫飼育は他のアンタエウスと同様で難しくはありません。ただしアンタエウス全般に夏場の高温は苦手ですのでエアコン等の工夫をしましょう。冬場はあえて温度管理をする必要はありません。
菌床飼育が適しており特に菌種はこだわりませんが当店で扱っている商品の比較ではヒラタケよりもオオヒラタケ、培地も粗めよりも細かめの方が適しているようです。
※ 在庫に関しましては店頭でも販売しているため必ずしも在庫数がリアルタイムで反映されないことがあります。販売数が少数の商品や「残り僅か」の表示がある場合はご注文前にあらかじめ電話でご確認いただくことをお勧めいたします。また直接電話(メールは不可)でのご注文もお受けいたします。
種親データ: マレー キャメロンハイランド産(ドルクスマンB血統) ♂73mm、♀46mm
幼虫データ: F8、初〜2齢(購入時に加齢していることがあります。)
割り出し日: ‘12.3月下旬
飼育床: オオヒラタケ菌糸ボトル(850mlPPボトルもしくは830mlクリアボトル)