ブータン産クルビデンスオオクワガタの幼虫です。(画像はイメージで種親ではありません。)
クルビデンスはアジア各国に生息していますが、中でも北東インドからネパール、ブータンにかけてのヒマラヤ地方の産地の個体は大顎が外側に張り出し直線が長く六角形的な形状で人気も高いです。
大顎自体は決して太くはなく極太個体等も見たことありませんが、太くもないこの形だからこそヒマラヤのクルビデンスの魅力があるのです。
主観ですが大顎の湾曲が強く太さもある東南アジア(特にタイ)産の当種よりも断然ヒマラヤ産の方が個人的にはお気に入りです。
またヒマラヤ産の個体の中には稀に上翅が赤み掛かったオスが出ることがあります。それもヒマラヤ産クルビデンスの一つの魅力でしょう。
最近では他のオオクワガタほどポピュラーではなくどちらかというと人気度も高くありませんがマニアックなオオクワガタフリークにはお勧めの種と言えるでしょう。
幼虫飼育は国産オオクワガタと同様で難しくはありません。夏場の極端な高温以外は冬場でも温度管理は必要ありません。逆に暖かい環境を維持した場合は半年前後で羽化することもあります。
菌床飼育が適しており特に菌種はこだわりませんが当店で扱っている商品の比較ではヒラタケよりもオオヒラタケ、培地も粗めよりも細かめの方が合っているようです。
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種親データ: ブータン モンガル産 ♂78mm、♀44mm
幼虫データ: WF7、初〜2齢(購入時に加齢していることがあります。)
割り出し日: ‘11.11.20
飼育床: オオヒラタケ菌糸ボトル(850mlPPボトル)