カエデの天然木を利用(一部加工)しています。他のブナのディスプレイ材のように菌えい(虫こぶ)ではなく三股の部分を利用しています。産卵用の腐朽材を採取しているときに見つけたものでもともと部分的に都合の良い洞の開き方をしていましたが、そのままでは鑑賞には適しなかったので加工してみました。枝の股の部分は特に珍しくはありませんが、特徴的な三股の形をしているのが分かると思います。
カワラタケ菌による腐朽材ですので樹皮は剥がれていますが、逆に立ち枯れを連想させる表面の味わいがあります。
腐朽材ですので部分的に洞が空いていることが多くあります。そこに多少手を加えて昆虫や小動物が利用できるようにしました。
大中小の3ヶ所の洞(内2つは下まで貫通)を用意してありクワガタなら100mm以上の大型の個体も入れる洞を設けました。洞の状態はそれぞれ異なり内部は平坦のものもあればゴツゴツしたものもあり見た目も艶があるものと自然な肌合いのものがありますので画像を参照してください。
夏のイメージでアクセントに緑を加えたり、冬場に深山の立ち枯れで冬眠したりするようなイメージのテラリウムにいかがでしょうか?
※ こちらの商品は生木ではなく腐朽材(カワラ材)を利用しております。樹皮やカワラタケは剥がれています。また部分的には腐朽しているためクワガタのメス個体を入れるとかじって材を崩す可能性が(場合によってはオスでも)あります。